祝東京開催「木島櫻谷展」
泉屋博古館分館で開催中の「生誕140年記念特別展 木島櫻谷PartⅠ近代動物画の冒険」のブロガー内覧会に行ってきました。作秋より楽しみにしてました!
※写真は特別に許可を得て撮影
昨年京都の泉屋博古館で開催された木島櫻谷展。これは是非見たい!国宝展の雪舟週を諦めたら一緒に見られるけど。。。と悩んでいたところ、東京の泉屋博古館分館でも開催されることを知り、助かった~ありがと~東京で待ってます!という思い入れのある展覧会。
木島櫻谷(このしまおうこく)1877-1938
夏目漱石酷評の《寒月》で知った。
《寒月》
モノクロのようでいて深い青や緑の彩と、月の浮かぶマットなグレーの空(今でもどのような技法で描かれたか不明らしい)、雪に足跡を残す孤独な狐。痺れるような絵。
漱石先生なんで酷評?(;^_^A
《初夏・晩秋》
2013年開催の「夏目漱石の美術世界展」の特集雑誌を読んでいたら、酷評してるのは《寒月》だけでなく、「去年の鹿の絵は今思い出しても気持ち悪い鹿であった」という感想も。その気持ち悪い鹿(^^;の絵は《若葉の山》という作品らしく、米国個人蔵で今回は展示されていない。でもちょうど《寒月》の隣に《初夏・晩秋》という《若葉の山》よりは10年ほど前の同じく鹿の群れの屏風が展示されており、私などは、わー鹿親子かわいー♪と喜んでみていたのだが。。。
櫻谷の動物の絵、写実だけど妙に人間味あふれていて、現代の私たちが見るとそこが面白い、動物の擬人化かわいい、という感じ。でも夏目漱石にはなんだか薄気味悪いと映ったのかな?
とはいえ、文展で賞をとっているから漱石以外からは当時も評価された絵なのでそこまで毛嫌いする理由がやはり謎。
もともと動物絵画、中でもかわいい動物絵画が大好きなので、今回の展覧会は楽しくて楽しくて。さらに動物を描いた写生画もたくさん展示されており、これを一点一点眺めて顔ほころぶ。
そしてその中に京都市動物園の年パス!
まず大正時代に年パスがあったというのにびっくり。
そして絵柄が可愛すぎ❤今もこの柄にしたら大人気と思うよ。ほしいもの。
《角とぐ鹿》
下絵と並んで本作が展示されている作品もあり、どんな風に構想していったのか画面整理していったのかが見比べられる。贅沢。過去訪れた美術館で、下絵展示のキャプションに、下絵こそが見るべき情報量たくさんあってですねー、といった感じで書いてあって(きっと、なんだ下絵か、でスルーするお客様向けアピール)、確かに面白いけどできれば本作と並べて見比べてみたいなあと常々思ってた。今回それが実現。
《かりぐら》
ほかにもTVで紹介されていた新発見の大作《かりくら》(←飛び出す馬!)も出展されているし、そっけない猫もいいし、犬もかわいいし、狸の絵はやたらと心に残るし、動物絵画好きの人は行った方がいいよー。
なんでも4年前の木島櫻谷展が大反響で、新しい作品情報が多々寄せられ、第1室は95%が初公開!という驚きの展覧会なので。
心に残る狸
2/24~4/8までがPartⅠ近代動物画の冒険
4/14~5/6がPartⅡ木島櫻谷の「四季連作屏風」+近代花鳥図屏風尽し
なので、春までずっと木島櫻谷次々と楽しめそう。泉屋博古館分館は大きな美術館じゃないけれどPartⅠとPartⅡ合わせれば大展覧会と同じくらいの規模になるのでは。
とっても楽しみ!
木島櫻谷の狸の絵を見た後、実物に遭遇(^^;
昨日白金でタヌキ見ました😓こっち見てて固まった💦以前皇居のお堀歩いてるの目撃したことあるので、山手線の内側にも狸生息してるよね😅。 #自然教育園 #たぬき
黒いルドン花のルドン
三菱一号館美術館で開催中のルドンー秘密の花園展、ブロガー内覧会に行ってきました。※写真は許可を得て撮影。
オディロン・ルドン(1840-1916)
クロード・モネ(1840-1926)
幻想的な世界を描く象徴主義のルドン、印象派のモネと同い年だったのか。
以前から版画で描かれた黒いルドン(あの目玉おやじのようなものとか、この世のものでない世界)が気になっていて、このルドン展もどちらかというと黒いルドンが第一の興味。
それが。
鑑賞後はルドンの色彩にすっかり虜になり。
色の組み合わせとか余白の使い方とかとても好み。たぶん日本人好み。
今回の目玉はドムシー男爵の食堂装飾の壁画15点(オルセー美術館蔵)がやってきて、その装飾のメイン壁画である《グラン・ブーケ》(三菱一号館美術館蔵)と一緒に鑑賞できる!なのだが、本当のこというと、そのオルセーの壁画最初見た時、ぱっとしないなーと思ってしまった(グラン・ブーケはぱっとし過ぎるほどぱっとする(^^;)。
↑写真撮影可のコーナーにドムシー男爵の食堂壁画の再現あり。下の青い花瓶の花が《グラン・ブーケ》
しかし、これがまた、ゆっくりと近付いて細部をまじまじと見る。それから離れて全体に包まれるように見ると、とても滋味深く。
色合わせやモチーフ、その配置が絶妙で、かつ控えめさも兼ね備え、見ているうちに様々に見えてくるし、飽きがこない。ずっと見ててもいい。とにかく壁紙?として最高だ。
大きすぎるのは無理だけど、ちょうどよいサイズの《ひな菊》と《花とナナカマドの実》はポスターあったら家に飾りたい!と思ったら、なんとこの2点、アサイヤス監督の「夏時間の庭」に出てくる作品だった。なんか見覚えあるなーと思ったけど、たぶん映画で覚えてるんじゃなくて、どこかで見たような感じ感が出てるのだと思う。自分の内的世界で知っているような感じ。
↓《ひな菊》
↑内覧会の様子。余白の使い方塗り残しのお話、絵の中の赤い枝を探せ!(赤い枝が何かを象徴しているけど謎)などとても面白かった。バックが《花とナナカマドの実》
花瓶の花の絵という実物っぽいものを描いてあってもどことなく幻想的でこの世のものでない感じは、黒のルドンも花のルドンも一緒だった。
三菱一号館美術館の華として展示されている《グラン・ブーケ》を見るたびに、不思議な感じ神秘的な感じを受けるのもそういうことだったのかと、たくさんのルドンを見た後思った。それと不覚にも今まで気付かず、この巨大な作品がパステル画だったとは。パステルならではの発色の美しさ。そういえば昨年のパステル畫事はじめ展でもルドンの作品がひと際美しかった。
家に飾りたいのは、ひな菊とナナカマドだけど、作品として一番好きなのはMoMA所蔵の《蝶》。蝶が描かれたどこかで見たような夢の世界。でもこの世のものでない感じ。使われている色もすごく好き。
世界各国から絵が集められた展覧会。もうそれだけでうれしくなってしまう。岐阜県美術館からもたくさん作品が来ていて、ここのコレクションはルドンとルドンを巡る画家たちの作品が充実しているというのを今回知ったので、こちらも是非訪れてみたい。
ルドンー秘密の花園展は、三菱一号館美術館にて2018年5月20日まで。
↓ 「夏時間の庭」再見することにした(^^;
2017年スクリーンで観た映画
2017スクリーンで観た映画は126本。そのうちなんと一般公開の新作が42本しかなかった(^^;まあだいぶ見逃した感はあったけど、でも観た映画ほどんとがベスト級で結構充実していたから気付かず。観たい映画を厳選しているのと、話題になっているからこれだけは見とかないと、という42本なので観て失敗が入る余地なし(^^;もう何でもかんでも観てやろうの時期は脱し、これ傑作っぽいから酷い暴力シーンがあっても無理して見ておこうかなとかそういうのは止めた。今後もこんなペースで新作映画観ていければと思う。
残りの内訳は、毎年楽しみにしているeufilmdaysや東京国際映画祭、フィルメックスなどの映画祭で40本。
名画座やリマスター公開、旧作上映回などで44本。今年はこの旧作上映会が急に増えた。韓国文化院の韓国映画上映会に2017年から行くようになったこと、あともう一つ。サンシャワー展という東南アジアの現代美術の展覧会が森美術館と国立新美術館で夏に開催され、関連イベントとして東南アジア映画を数多く上映(美術展の半券で無料)という素晴らしい企画があり、今まであまりなじみがなかった東南アジアの映画を集中的に観ることができた。2017年の大きな収穫。
- ヒチコック/トリフォー
- 雨の日は会えない、晴れた日は君を想う
- アシュラ
- この世界の片隅に
- Sand Castle 新美1
- 細い目 新美2
- ハドソン川の奇跡
- イレブン・ミニッツ
- マリアンヌ
- ウィナー懲りない男の選挙ウォーズ
- エゴン・シーレ死と乙女
- 3人のアンヌ
- レオナルドダヴィンチ美と知の迷宮
- マリー・クロヤ―愛と芸術に生きて トーキョーノーザンライツフェスティバル
- 歴史の未来 恵比寿映像祭
- スノーデン
- お嬢さん
- 午後8時の訪問者 ダルデンヌ兄弟Q&A
- 海は燃えている
- ストロングマン
- マイビューティフルガーデン
- ハート&クラフト エルメス1
- 牯嶺街少年殺人事件
- テロ、ライブ 韓国1
- 愛の果てへの旅 イタリアネオ+クラ̪̪シッコ映画祭
- ミス・シェパードをお手本に
- 幸せなひとりぼっち
- アリス エルメス2
- はじまりへの旅
- 極秘捜査 韓国2
- わたしは、ダニエル・ブレイク
- ラ・ラ・ランド
- エルミタージュ美術館美を守る宮殿
- 夜よ、こんにちは 道化師 イタリア映画祭
- エリザのために
- ジュリエッタ
- 鑑定士と顔のない依頼人 エルメス3
- ゴールド~金塊の行方
- 20センチュリーウーマン
- 僕とカミンスキーの旅
- パーソナル・ショッパー
- フェリーニのアマコルド
- リトル・マン eufilmdays1
- 特別な一日
- エディットをさがして eufilmdays2
- お母さん eufilmdays3
- すべて売り物 eufilmdays4
- スビシュク eufilmdays5
- 検事、弁護人、父親、そして息子 トリフォノヴァ監督Q&A eufilmdays6
- 五日物語~3つの王国と3人の女 eufilmdays7
- フラワーズ eufilmdays8
- 男として死ぬ eufilmdays9
- オリ・マキの人生で最も幸せな日 eufilmdays10
- ポー川のほとり エルメス4
- メッセージ
- ローサは密告された
- 残像
- 変身 クエイ兄弟
- リトル・ハーバー skipシティー国際Dシネマ映画祭1
- ひそひそ星 エルメス5
- ありがとうトニ・エルドマン
- 市民 skipシティー国際Dシネマ映画祭2
- 中国のゴッホ skipシティー国際Dシネマ映画祭3
- あなたの初恋探します 韓国3
- Smoke
- 家族の肖像
- 優しい嘘 韓国4
- レボリューション・ディガ 新美3
- ドラゴン・ガール 新美4
- Art Through Our Eys 新美5
- アジア三面鏡2016:リフレクションズ 新美6
- SHIFT~恋より強いミカタ 新美7
- グッバイ・ボーイズ 新美8
- 甘き人生
- たそがれの女心 エルメス6
- 日曜日の散歩者
- 姓はヴェト、名はナム 新美9
- 花物語バビロン 新美10
- ブランカとギター弾き
- パターソン
- 血を吸うカメラ エルメス7
- カフェ・ソサエティ
- 教授のおかしな妄想殺人
- ル・コルビュジュエとアイリーン
- はじめてのおもてなし 難民映画祭1
- ナイスピープル 難民映画祭2
- 汚れたダイヤモンド
- アレッポ最後の男たち 難民映画祭3
- キートンの探偵入門
- みんなの家 エルメス8
- 彷徨える河 コロンビア映画祭
- Viva!公務員
- ネルーダ
- 灰の花 パク・ソヨン監督Q&A コリアンシネマウィーク1
- ポップアイ カーステン・タン監督Q&A 東京国際映画祭tiff1
- Life and Nothing more アントニオ・メンデス・エルパンサ監督Q&A tiff2
- ミニスキュル tiff3
- イスマエルの亡霊たち アルノー・デプレシャン監督Q&A tiff4
- マリリンヌ tiff5
- グレイン セミフ・カプランオール監督Q&A tiff6
- 歩く女王 コリアンシネマウィーク2
- トンネル闇に鎖された男 コリアンシネマウィーク3
- レインボウ tiff7
- グッバイシングル コリアンシネマウィーク4
- ゴッホ最後の手紙
- マリーアントワネットに別れを告げて エルメス9
- ブレードランナー2049
- 夫婦の危機
- 立ち去った女
- 梅の木の俳句 ムージャ・マライニ・メルヒ監督Q&A
- 殺人者マルリナ 東京FILMEX1
- 氷の下 ツァイ・シャジョン監督Q&A 東京FILMEX2
- とんぼの眼 シュー・ビン監督Q&A 東京FILMEX3
- 恋人たちの食卓 エルメス10
- 私の死の物語 キューバ・リブレ アルベルト・セラ監督トーク
- ノクターナル・アニマルズ
- 希望のかなた
- クラカチット チェコ映画の全貌1
- エクス・マキナ エルメス11
- 婚約者の友人
- 夜のダイヤモンド チェコ映画の全貌2
- マルケータ・ラザロヴァ― チェコ映画の全貌3
- ダイアモンド・アイランド
- 新入りの死刑執行人のための事件 チェコ映画の全貌4
- 火事だよ!カワイ子ちゃん チェコ映画の全貌5
- 否定と肯定
江戸の空気、女性の暮らしの様子を描く国貞
静嘉堂文庫美術館で開催中(3/25迄)の歌川国貞展のブロガー内覧会に行ってきました。写真は特別に許可を得て撮影。
国貞だけの展覧会に行くのは初めてか。二年前の「俺たちの国芳わたしたちの国貞」展でも、キラキラ国貞いいなあと思いながらやっぱり国芳の方が面白くて好きかなと思った。実際国芳展や北斎展の方がよく目にする。最近「北斎とジャポニスム」展まであって、現在の人気で言えば断然北斎や国芳と思うのだけど。
歌川国貞(1786-1865)
歌川国芳(1798-1861)
葛飾北斎(1760-1849)
毎回展覧会の初めに生没年をメモしてから観覧する。
今回はチケットを持っていたので鑑賞してからブロガー内覧会に参加し解説を聞く。解説でまず驚いたのは、当時ナンバーワン浮世絵師は国貞であって国芳でも北斎でもないと。現在の私たちの感覚からするとびっくり。でも江戸時代の人々が現在の人気状況を知ったらもっとびっくり!
国貞がなぜ人気だったのかはまず画業の長さ。それも79歳までほぼ50年間第一線で活躍。最初から質の良い作品を量産し、最低でも1万点、2,3万点はいくかも、それは北斎より多い作品数だそうだ。
静嘉堂文庫には約4千枚ほどの国貞があり画帖仕立て(アルバム上に貼ってある)にして明治の岩崎家の女性たちが古きよき江戸の空気を懐かしむように、女性たちのくらしやファッション(着物やかんざしなど)を鑑賞していたのではないか、というお話だった。
浮世絵美人画といっても遊女ではなく主に普通の女性の暮らしの様子が描かれているのが国貞と。
子の世話を焼く母の姿や(上写真)、化粧鏡に映る女性の表情など、当時の暮らしの様子が描かれ、女性たちが身近に感じられる。先日江戸深川資料館に行ったとき、江戸の暮らし紹介パネルでちょうどこの2枚がパネル展示されていて、右の行水を嫌がる子供の表情やそれを眺める犬2匹、左の母衣蚊帳(ほろがや)というのを初めて知ったのでよく覚えているのだけれど、ここで本物が並んで展示されていたとは!
下写真左側の女の子はお歯黒塗り失敗してありゃりゃの表情。
下写真真ん中の蚊やきというの、ここで初めて知った。蚊を手でパチンとか無粋なことをしないのか?右の重そうな桶を運ぶ女性と足にまとわりつく犬いい!
「卯の花月」下写真。
初夏の初鰹でわいわいしている長屋の人々の賑やかさ。この絵からも江戸の暮らしがいろいろと読み取れるそうで、染付の皿が既に庶民の手にいきわたっているのが分かる。真ん中上の赤いバッグみたいなのは何かなあと思ったら、体を洗う赤いスポンジを乾かしているのだそう。左隅では大根も下ろされてる。見てて本当に楽しい。
しましま見本帖。
画帖仕立てのおかげで、紫、薄ピンクなどの本来なら残りづらい色が残っているのだそう。
とにかく、今回の展示ですっかり国貞ファンになってしまった。絵の鑑賞というより江戸時代の暮らしの様子は?と思いながら見るの楽しい。江戸の女性たちの生き生きとした様子、暮らしぶり、着物の柄など、見ていて飽きない。
役者絵も本展覧会の見どころなのだけれど、今回はすっかり魅了された美人画の方ばかり写真を撮っていたので紹介がそちらに偏ってしまった。
最後に一番長いこと見てたのは下写真の肉筆画。芝居を鑑賞する人々の表情や様子が細かく描き分けされていて、国貞の肉筆画は珍しいそうなので、その点でもこれは見ておかないと!
展示は前期後期で全て入れ替え。また来ないと(^^;
歌川国貞展は静嘉堂文庫美術館にて、前期1/20~2/25、後期2/27~3/25まで。
2017年美術館博物館展覧会めぐり記
2017年は旅でたくさん美術展を観た。初詣の春日大社国宝殿、京博⇒東博から、年末のたば塩の芝山細工まで本当に楽しかった全263展示!年間観覧数で新記録かも。小さなギャラリーも2時間越える展覧会も同じ1展示と数えているから数字はあまり意味がない。でも。自分には意義ある数字。ある展覧会で気になり、繋がりで別の美術館に足を延ばすといった感じで知識や興味が次々と広がっていった足跡だから(数字にはそれぞれ矢印や繋がりがあって、数字の羅列じゃない意味がある)。
それと。年々大展覧会の混雑が酷く嫌気さす中、旅で訪れる空いてる美術館でじっくり作品を鑑賞する時間、いつもの美術館の比較的空いてる常設コレクション展で思う存分作品を味わえる時間がとにかく大切に思えた一年だった。
近隣の行ったことない美術館博物館、旅の美術館、と初めて訪れた場所が36か所(☆印)もありこれも良かった。まだまだ訪れたことない美術館たくさんあるので今後の楽しみ。
☆:初めて訪れた展示空間
🎤:ギャラリートークまたは講演会を聴いた展示
📚:図録入手の展示
🐾:複数回通った展示
- 御造替を支える人と宝物 春日大社国宝殿 ☆
- 生誕300年伊藤若冲 京都国立博物館 🎤📚
- 博物館に初もうで 東京国立博物館 🐾
- 瑛九1935-1937闇の中で「レアル」をさがす 東京国立近代美術館 🎤🐾
- 坂口寛敏退任記念展パスカル庭・海・光 東京藝術大学大学美術館
- 飯野一朗退任記念展 彫金の風景 東京藝術大学大学美術館
- 黒田記念館
- 新東京百景-90年前の東京 東京都美術館
- レオナール・フジタとモデルたち DIC川村記念美術館 📚
- 興福寺の寺宝と畠中光享展 日本橋高島屋
- 並河靖之七宝 東京都庭園美術館 🎤🐾
- マリメッコ展 Bunkamuraザ・ミュージアム
- 岩佐又兵衛源氏絵 出光美術館 🎤📚
- endless山田正亮の絵画 東京国立近代美術館 🎤
- ガレとドームの世界展 日本橋三越
- DOMANI・明日展 国立新美術館
- 超日本刀入門 静嘉堂文庫美術館 🎤
- セラミックス・ジャパン 松濤美術館 📚
- 日本におけるキュビスム 埼玉県立近代美術館 📚
- 近代工芸と茶の湯Ⅱ 工芸館
- 寿ぎの品々を読み解く 三の丸尚蔵館 🐾
- 薬師寺慈恩殿奉納障壁画展 日本橋三越
- ティツィアーノとヴェネツィア派展 東京都美術館 🎤🐾
- 新春開運七福神と酉年の祝い展 河鍋暁斎記念美術館 🎤 ☆
- 入江泰吉作品展 フジフィルムスクエア
- コレクターの眼ヨーロッパ陶磁と世界のガラス展 サントリー美術館 🎤🐾
- 絵双六ワンダーランド 新宿歴史博物館
- 吉岡徳仁スペクトル 資生堂ギャラリー
- 中村至男展 G8
- スケーエンデンマークの芸術村 国立西洋美術館 🐾
- 春日大社千年の至宝 東京国立博物館
- 幻の魚類博物画家伊藤熊太郎 東京海洋大学 🎤 ☆
- MAGNUM CINEMA,映画の中のヨコハマ 横浜市民ギャラリー
- 篠山紀信展写真力,[写真]全館展示 横浜美術館
- アジアの近代建築遺産 横浜ユーラシア文化館
- 横浜都市発展記念館
- 愛された金沢八景-楠山永雄コレクションの全貌 神奈川県立金沢文庫
- 屏風にあそぶ春のしつらえ 泉屋博古館分館 🎤🐾
- 恵比寿映像祭 東京都写真美術館
- ガラス絵幻惑の200年史 府中市美術館
- 青龍社の女性画家小畠鼎子 吉祥寺美術館
- シャセリオ―展 国立西洋美術館 🎤📚🐾
- これぞ暁斎! Bunkamuraザ・ミュージアム 🎤📚🐾
- 草間彌生わが永遠の魂 国立新美術館
- 加山又造展 日本橋高島屋
- ミントデザインズ G8
- ポーラミュージアムアネックス展繊細と躍動 ポーラミュージアムアネックス
- マルセル・ブロイヤーの家具 東京国立近代美術館
- 動物集合 工芸館 🐾
- 植物図譜 東京国立博物館 🎤
- 都美セレクション新鋭美術家2017 東京都美術館
- 江戸ノスタルジア、追悼木村利三郎 町田市立国際版画美術館
- 野田宇太郎 町田市民文学館ことばらんど 📚
- オルセーのナビ派展 三菱一号館美術館 🎤
- 江戸と北京 江戸東京博物館 🎤📚
- 坂田燦の版画でめぐる「おくのほそ道」 松濤美術館
- 追悼水木しげるゲゲゲの人生展 松屋銀座
- ミュシャ展 国立新美術館 🎤
- インターメディアテク
- デジタルで楽しむ歴史資料,見世物大博覧会 国立歴史民俗博物館
- 長崎版画と異国の面影 板橋区立美術館 🎤
- 武具繚乱 板橋区立郷土博物館 ☆
- くらし文化遺産変革の記憶、LIXILの宝物 LIXILギャラリー
- 渡辺省亭 加島美術 🐾 ☆
- マティスとルオー展 汐留ミュージアム
- JRバス 旧新橋停車場
- 山中常盤物語絵巻義経伝説全12巻一挙公開 MOA美術館
- 絵画の潮流展 そごう美術館
- 春の院展 日本橋三越
- 博物館でお花見を 東京国立博物館
- フジフィルムフォトコレクション展 フジフィルムスクエア
- 絵巻マニア列伝 サントリー美術館 🎤📚🐾
- つつましくそして艶やかに 鏑木清方記念美術館
- 日本、家の列島 汐留ミュージアム 🎤📚🐾
- 快慶,なら仏像館 奈良国立博物館
- ユトリロ回顧展 姫路市立美術館 ☆
- 木×仏像 大阪市立美術館 ☆
- 勝部如春斎 西宮市大谷記念美術館 📚 ☆
- 海北友松 京都国立博物館 📚
- 挿絵本の楽しみ 静嘉堂文庫美術館 🎤
- シンプルの正体ディックブルーナのデザイン展 松屋銀座 📚
- Memento Mori CHANELNEXUS
- 雪村 東京藝術大学大学美術館
- バベルの塔展 東京都美術館 🎤🐾
- 韓国美術紹介展 韓国文化院ギャラリー ☆
- 茶の湯 東京国立博物館
- ソール・ライター展 Bunkamuraザ・ミュージアム 🎤📚🐾
- ウォーター・クレインの本の仕事 千葉市美術館 🎤
- 歌川国芳21世紀の絵画力 府中市美術館 🎤
- 誕生日本国憲法 国立公文書館 📚
- ねこの京都 日本橋三越
- 幕末明治の写真かが観た富士山,宇田川哲夫写真展 フジフィルムスクエア🐾
- 柿右衛門 戸栗美術館 ぐ1
- 美しい人々 松岡美術館 ぐ2
- 奈良西大寺 三井記念美術館 ぐ3
- 河原慶賀の植物図譜 埼玉県立近代美術館 ぐ4
- 東京クリエイターズ・ファイル祭 PARCO MUSEUM
- 19世紀パリ時間旅行 練馬区立美術館 ぐ5
- 緑がいっぱい~癒しの切手たち 切手の博物館
- リアルのゆくえ 平塚市美術館 🎤 ☆
- ル ドゥーテの「バラ図譜」展 そごう美術館
- いま、ここにいる 東京都写真美術館 ぐ6
- 浅野竹二の木版世界 府中市美術館 📚 ぐ8
- ファッションとアート麗しき東西交流展,自然を映す 横浜美術館
- 持永只仁 フィルムセンター展示室 ぐ9
- 板倉鼎・須美子展 目黒区美術館 ぐ10
- チェコ人形劇の3つの顔 国立新美術館
- マルチェロ・マストロヤンニ輝き続けるスターの肖像 イタリア文化会館
- デンマーク・デザイン 横須賀美術館
- 砂澤ビッキ展,躍動する個性大正の新しさ 神奈川県立近代美術館葉山
- 建築家・大高正人と鎌倉別館 鎌倉別館
- 名品でたどる、清方のあゆみ 鏑木清方記念美術館
- 神の宝の玉手箱 サントリー美術館 🎤🐾
- 大エルミタージュ美術館展 森アーツセンターギャラリー
- HANGA JUNGLE展 町田市立国際版画美術館 ぐ11
- 本の雑誌厄よけ展 町田市民文学館ことばらんど
- 水墨の風 出光美術館 🎤
- ジャコメッティ展 国立新美術館 🎤🐾
- アブラハム・クルズヴィエイガス水の三部作2 エルメスルフォーラム
- 悠久の大通信展 郵政博物館
- 樋口一葉と錦絵 揚州周延「別れ霜」の挿絵 一葉記念館 ぐ12
- ランス美術館展 損保ジャパン日本興亜美術館 ぐ13
- 叢展 PARCO MUSEUM
- FEEL THE Mucha HEART 伊藤忠青山アートスクエア
- 着物と装身具に見る江戸のいい女・いい男 たばこと塩の博物館 ぐ14
- 鴎外の「庭」に咲く草花 森鴎外記念館 ぐ15
- 色あせない風景滝平次郎の世界展 三鷹市美術ギャラリー ぐ17
- ル・コルビュジエと前川國男 江戸東京たてもの園 🎤 ぐ18
- 川端龍子-超ド級の日本画 山種美術館 ぐ19
- 奈良美智がつくる茂田井武展 高畑勲がつくるちひろ展 ちひろ美術館 ぐ20
- 旅と芙美子 林芙美子祈念館 ぐ21 ☆
- 絵画への意志 龍子記念館 ☆
- 料紙のよそおい 五島美術館 ぐ22
- 玉珠の香合香炉展 静嘉堂文庫美術館 ぐ23
- クェイ兄弟-ファントム・ミュージアム 松濤美術館 ぐ24
- あの人、こんな字!-歴史上の人物たち 書道博物館 ぐ25
- 武田吾一の建築標本 LIXILギャラリー 🎤
- AMBIENT深澤直人がデザインする生活の周囲展 汐留ミュージアム ぐ26
- 世界が絶賛した浮世絵師北斎展 PARCO MUSEUM
- 写狂老人A 東京オペラシティーアートセンター ぐ27
- 世界の絞り 文化学園服飾博物館 ぐ28
- 千一億光年トンネル ミュゼ浜口陽三 ぐ29
- 発掘された日本列島 江戸東京博物館 ぐ30
- 不染鉄 東京ステーションギャラリー 🎤📚
- 椿貞夫 千葉市美術館 🎤
- 大おじゃる丸博 映像ミュージアム
- パリから学んだ画家たち岡鹿之助から嶋田しづまで 會津八一記念博物館
- 宮脇壇手が考える 建築家会館 ☆
- 日本画入門,白の表現力,新収蔵品展 静岡県立美術館 ☆
- ロダン館 静岡県立美術館
- パリジェンヌ展 名古屋ボストン美術館 ☆
- 奈良美智for better or worse,森千裕展 豊田市美術館 🎤📚 ☆
- 高橋節郎館 豊田市美術館
- 耳をすませば浮世絵に文明開化の音がする 浜松市楽器博物館 ☆
- アルチンボルド展 🎤
- れきはくどうぶつえん 新宿歴史博物館
- 消防博物館 ☆
- 日本美術のススメ 群馬県立近代美術館 📚 ☆
- 篠原道生,山本陽子,春山清,岡崎清一郎展 足利市立美術館 ☆
- 刀から学ぶ足利の歴史 足利学校 ☆
- 川村清雄展 那珂川町馬頭広重美術館 📚 ☆
- 川上澄生の北米体験 鹿沼市立川上澄生美術館 📚 ☆
- おもしろびじゅつワンダーランド2017 サントリー美術館
- 和のあかり百段階段 目黒雅叙園
- 「人生」すごろく 中野区立歴史民俗資料館 ☆
- 佳人礼讃 ホテルオークラ東京 📚
- 藝「大」コレクション 東京藝術大学大学美術館 🎤
- タイ展、屏風であそぶ 東京国立博物館
- Point-Rhythm World モネの小宇宙 ポーラミュージアムアネックス
- 日本の家 東京国立近代美術館
- 歌川広重《不二三十六景》と幕末明治の浮世絵展 上野の森美術館
- 日本カメラ博物館 ☆
- 世紀の記憶デビッドダグラスダンカン ニコンミュージアム ☆
- 漫画でたどる引揚げ展 平和祈念展示資料館 ☆
- 山の上ホテル作家展2017(ヴォーリズ) 山の上ホテル ☆
- サンシャワー 森美術館
- ベルギー奇想の系譜 Bunkamuraザ・ミュージアム
- 萬鐵五郎展 神奈川県立近代美術館葉山
- 調度❤ハッピーのかたち 工芸館
- 私の針仕事展 池袋西武
- 地獄絵ワンダーランド 三井記念美術館
- 藤島武二展 練馬区立美術館
- 浅井忠の京都遺産 泉屋博古館分館 🎤🐾
- 民藝の日本 日本橋高島屋
- ボストン美術館の至宝 東京都美術館
- 何香凝芸術名作展 上野の森美術館
- 荒木経惟センチメンタルな旅 東京都写真美術館
- コミュニケーションと孤独 東京都写真美術館
- 坂東優 ポーラミュージアムアネックス
- 日本伝統工芸展 日本橋三越
- 東郷青児展 損保ジャパン日本興亜美術館 🎤📚
- 狩野元信展 サントリー美術館 🎤📚
- リサ・ラーソン展 松屋銀座
- 十手と錦絵 明治大学博物館 ☆
- 江戸の琳派芸術 出光美術館 🎤📚
- 窓学展 スパイラルホール
- 六本木アートナイト
- シンクロニシティ 写真美術館
- エクスパンデッド・シネマ再考 写真美術館
- 長島友里枝そしてひとつまみの皮肉と、愛を少々。 写真美術館
- 西山夘三のすまい採集帖 LIXILギャラリー 🎤
- サンシャワー 国立新美術館
- フローラヤポニカ 国立科学博物館
- 運慶 東京国立博物館
- フィンランド・デザイン展 府中市美術館
- 青野文昭展 吉祥寺美術館
- カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち 汐留ミュージアム 🎤🐾
- 阿修羅天平乾漆群像展 興福寺
- なら仏像館 奈良国立博物館
- 柳沢淇園 大和文華館 📚
- 清らかな世界を想い描く 松伯美術館 ☆
- 国宝展 京都国立博物館 📚
- 長沢芦雪展 愛知県美術館
- 鈴木晴信 千葉市美術館
- 馬の美術150選-山口晃「厩圖2016」完成披露 馬の博物館
- 大佛次郎と501匹の猫 大佛次郎記念館 ☆
- 氷川丸 横浜トリエンナーレ ☆
- マグナム創設の原点 フジフィルムスクエア
- ブラジルの大地に生きた写真家大原治雄 フジフィルムスクエア
- 70 CREATOR'S SEVEN PARCO MUSEUM
- リズム風景 韓国文化院ギャラリー
- 典雅と奇想 泉屋博古館分館 🎤📚🐾
- マックス・クリンガー版画展 神奈川県立近代美術館葉山
- 1937モダニズムの分岐点 神奈川県立近代美術館葉山
- 黄金町バザール2017他社と出会うための複数の方法 ☆
- 横浜トリエンナーレ2017星と星座とガラパゴス
- 日産アートアワード2017 BankART Studio NYK ☆
- 郵船博物館
- 特集東山魁夷 東京都近代美術館
- パリ❤グラフィック 三菱一号館美術館 🎤
- 挿絵の世界 国立国会図書館 ☆
- 空海と密教の典籍 慶應義塾大学アート・センター 🎤
- 知らざれる明治期日本画と「一高」の倫理・歴史教育 東京大学駒場博物館 ☆
- 浮世絵にみる子どもたちの文明開化 町田市立国際版画美術館 ぐ1
- デンマーク・デザイン展 損保ジャパン日本興亜美術館 🎤📚
- 日本パステル畫事始め 目黒区美術館 ぐ2
- 明治文壇観測鴎外と慶応3年生まれの文人たち 森鴎外記念館 ぐ3
- 子供は誰でも芸術家だ問題は大人になっても芸術家でいられるかどうかだ 藝大
- 日本の絵本の歩みー絵巻から現代の絵本まで 国際子ども図書館
- フランス人間国宝展 東京国立博物館
- 三沢厚彦アニマルハウス:謎の館 松濤美術館 🎤 ぐ4
- 深沢幸雄の歩み 千葉県立美術館
- 北野恒富展 千葉市美術館 🎤📚
- オットー・ネーベル展 Bunkamuraザ・ミュージアム
- 龍子の生きざまを見よ! 大田区立龍子記念館
- 光彩の巧みー瑠璃・玻璃・七宝 五島美術館 ぐ5
- あこがれの明清絵画 静嘉堂文庫美術館
- 遥かなるルネサンス 東京富士美術館
- 怖い絵展 上野の森美術館
- 絵本とメルヘン 明治学院大学図書館 ☆
- アンセル・アダムス フジフィルムスクエア
- ディエゴ・リベラの時代 埼玉県立近代美術館 ぐ6
- MOOMINパペット・アニメーション展 松屋銀座
- 「ケの美」展 ポーラミュージアムアネックス
- ジャン=ピエール・メルヴィル、暗黒映画の美 フィルムセンター展示室 ぐ7
- 装飾は流転する 庭園美術館 ぐ8
- ゴッホ展巡りゆく日本の夢 東京都美術館
- 現代の写実,近代の写実 東京都美術館
- 澁澤龍彦ドラコニアの地平 世田谷文学館 ぐ9
- ディック・ブルーナポスター展 ノエビア銀座ギャラリー ☆
- 相田みつを冬の時代 相田みつを美術館 ぐ10
- アンジェイ・ワイダ演劇・映画絵コンテ展 目黒区美術館区民ギャラリー ☆
- 和モダンの世界近代の輸出工芸 たばこと塩の博物館 ぐ11
ぐはぐるっとパス利用メモ。動物園水族館植物園は抜いてあるので数字飛ぶ。
みんな大好き北欧デザイン
日本・デンマーク国交樹立150周年記念 デンマークデザイン展のweb内覧会に行ってきました。実は2度目。1度目は巡回の横須賀美術館にて。そして今回は損保ジャパン日本興亜美術館にて12月27日まで開催中。※写真は特別に許可を得て撮影しています。
なぜ2度も行くかと言うと。。。
みんな大好き北欧デザイン。ケネディ大統領も。
例に漏れず私も(;^_^A。
横須賀では友達と観光で行ったので、観光気分でさらっと流してしまった(まあ友人と美術展行くとどうしてもさらっと見になる)ので今回はデザイナーの名前や周辺デザインなどしっかりチェックし一緒に飾られているポスター(これがまた良いのです。ポスターは撮影不可だったのでブログに載せられないけど)も堪能してきた。
デンマークデザインて、もう意識してなくても、見たことある、既にアイコン化してるものばかりだなと改めて思う。
お馴染みロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッド(このバターパッド欲し‼)。
クリントのランプと椅子(レッドチェア)。
これもお馴染み、日本でありんこチェアと愛称まであるアーネ・ヤコプスン(アルネ・ヤコブセン)のアントチェア(右)とセブンチェア(左)。
SASロイヤルホテルの写真をバッグに、エッグチェア(左)とスワンチェア(右)。カッコいい。ヤコプスン(ヤコブセンと今まで呼んでた)が建物の設計と内装、家具、カトラリーまで、ホテル全部丸ごとデザインした。
高級おさる←と勝手に呼んでる(;'∀')
ポウル・ヘニングスンのペンダントライトPH←ピーホー、左からPH5、PH4/3、PHアーティチョーク。どれもすごく好き❤
フィンユールの家具❤ジャパンソファ。
フィン・ユール邸の写真をバックにフィンユールの家具。写真見て、こういう家が理想と心底思った。実際の暮らしぶりは全然違うけど( ノД`)シクシク…
でも、一個だけデンマークデザインがうちにある。憧れのPH5。図録の裏表紙にもなっているこのフォルムと反射する柔らかい光が気に入って。カッコよさと心地よさが両立してると思う。そして、素敵ルームでもおしゃれルームでもない、自分が好きなものを脈略なく集めたうちのごちゃごちゃルームにもしっくりくるこのデザイン力。
←これだけ自宅写真
まあ、夢の暮らしが並ぶデンマーク・デザイン展。どれをとっても眼で見る心地よさと実際使ってみての心地よさが約束されてる。
展示の最後にウェグナーの椅子に実際座ってみようコーナーがあって、素敵椅子が並ぶ中
この一番何気ないデザインのミニマルチェアに座ったら。。。びっくりもうずっと座ってたい。上のリラックスできそうな黄色い椅子よりも!ちょうど腰痛になるとき痛くなる細越の部分に背当てが絶妙でね~。
幸せな気分になる展覧会。今年は府中市美術館のフィンランドデザイン展もあって、そこでも幸せ気分になったけど、やっぱり北欧デザインていいね。暮らしを大切にするって生きることを大切にすること。だから、たとえ自宅がどうであれ(;'∀')展覧会で見てるだけで幸せ気分になるんだろうなあ。
というわけで、クリスマスシーズンにぴったりな展覧会でした。
デンマーク・デザイン展は損保ジャパン日本興亜美術館にて12月27日まで。
高級自転車(;'∀')
パリ❤グラフィック
三菱一号館美術館にて開催中(2018年1月8日迄)『パリ❤グラフィック ロートレックとアートになったポスター版画展』のWeb内覧会に行ってきました。
写真は特別に許可を得て撮影。ただし一部の展示室は常時撮影可←最近のインスタ映え要求でしょうか?(;^_^A とてもインスタ映えする凝った展示風景で、19世紀末のパリの街角に貼られたポスターのように展示されてた!
←撮影可コーナー
さて、メインビジュアル↓もこんな感じでとっても素敵❤
でも。
素敵だけどどれも観たことある。。。主催側としてはそのお馴染み感を狙ってこういうビジュアルなのかと。でもお馴染み過ぎて「行ったらたぶん楽しいけど、とりあえず後回し。余裕があったら行こう。」と思っていた開催前(-_-;)。すまん。
しかしそれ間違い。というか早とちり。
お馴染みポスターもあるけど見たことない版画がたくさん。見どころたくさんで見ごたえあり。ポスターも状態が良くて発色綺麗で。
というのも、この展覧会はファン・ゴッホ美術館との共催で、両館が誇る世界有数の19世紀末版画コレクションが一堂に!←HPの本展見どころにも書いてあったわ(;^_^A
なるほど、見逃さなくて良かった。
面白いのはその構成。ストリート向けとエリート向けという章分けがあるところ。19世紀末のパリでは庶民(ストリート)向け版画と知的階層(エリート)向け版画があり、第1章はストリート、第2章はエリートという章立てに。この第2章以降が特に面白い。
エリート向けの版画は自宅の書斎で鑑賞するので、愛好家向けに手の込んだ版画や、神秘的なもの官能的なものなど密やかさが漂う。
以前三菱一号館美術館で開催された『ヴァロットン展』のヴァロットンも。
(書斎で秘かに鑑賞するのね。この密やかさ。暗さや含み。)
ヴァロットン
やはり三菱一号館開催の『オルセーのナビ派展』で、もっと見たいなあと思ったヴュイヤールも多く出品されててうれしい(日本でボナール多いけどヴュイヤール少ないのは何故なんだろう。もちろん私もボナール大好きだけど、ヴュイヤール展切望)。
ヴュイヤール
そして一番のお気に入りは↓
左のヴュイヤールでなく(左も好きだけど)、右のボナール❤「小さな洗濯女」。
一度見たら忘れられないこのシルエット。一体どんな物語をはらんでいるのか気になる。
そしてもう一点見どころ。
なんとゴッホが収集した浮世絵もあった。とても状態がよくて、色が残っていて綺麗で見事。ゴッホは芳年とかも見てたんだね~。
月岡芳年(1839-1892)とゴッホ(1853-1890)。活躍時期はほぼ一緒の同時代人。少し前の江戸版画だけでなく、ほぼリアルタイムで浮世絵が手に入っていたのか。東京都美術館の『ゴッホ展日本を巡る夢』も見に行かないと。
ゴッホ美術館が共催ってほんとポイント高いよ。日本人、みんな大好きゴッホ❤だし( ´∀` )あ、ボナールもみんな大好きボナール❤
撮影可のインスタ映えするコーナーだけでなく、フォトスポットもまさにInstagramな枠組みで背景は煉瓦❤
『パリ❤グラフィック ロートレックとアートになったポスター版画展』は2018年1月8日まで三菱一号館美術館にて開催中。